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サービスについて

SERVICE

保育所等訪問支援 居宅訪問型児童発達支援 園・学校・施設の先生へ

保育所等訪問支援

保育所等訪問支援とは、障害のある子どもが通う保育所や幼稚園、学校、施設などに訪問支援員が伺い、集団の場でのお困りごとや不安なことを専門的に分析し、解消するためのサポートをおこなうサービスです。
子どもへの直接的な支援はもちろん、子どもに合わせて環境を整備するなど、間接的な支援も行います。
保育所等訪問支援を利用するには、各自治体が発行している「受給者証」が必要です。

たとえば、こんなとき

    授業中に椅子の下に隠れる小学生の画像
  • お友達とうまく遊べない
  • 授業中じっとしていられない
    こだわりが強い子どもの画像
  • 発語や言葉を覚えるのが遅い気がする
  • こだわりが強い
    幼稚園から小学校に進学予定の子どもの画像
  • 進級や進学がスムーズにできるようにサポートしてほしい
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よくある課題とサポート例

CASE STUDY

ケース1の画像
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お友達と遊ぶことが苦手なAちゃん

課題例

Aちゃんは肌の感覚が敏感で、手をつなぐ・肩が触れるなどのスキンシップを嫌がります。そのため、集団遊びやお友達との関わりに抵抗感があり、遊びに誘われても断ることが多く、結果的に一人遊びを選ぶ傾向が強まっています。

サポート例

まずは隣に座る・同じ動きを真似るといった、接触を伴わない活動から始めました。遊びの中でAちゃんが安心できる距離を保ちつつ、粘土遊びや積み木遊びといったさまざまな感覚の経験を積んでもらい、段階的に成功体験を重ねました。

成長例

Aちゃんが「ここまでなら大丈夫」と感じられる範囲を尊重しながら、お友達と同じ空間で過ごす経験を積み、無理のない距離感で交流を促しました。段階的に触れ合いを伴う遊びへつなげていくことで安心して関わりを広げられるようになり、少しづつ列に並んだりお友達といっしょに粘土遊びをしたりすることができるようになってきています。

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ダウン症で給食をたくさん食べられないUくん

課題例

ダウン症のUくんは自宅では専用の椅子に座り、お母さんに手伝ってもらいながら食事をとっています。お母さんはUくんが誤嚥しないように工夫してサポートしているため安心して食べられています。しかし、小学校では環境が十分でなく、給食をたくさんたべられていない様子です。

サポート例

実際に給食の時間に小学校を訪問し、理学療法士がUくんの姿勢を、言語聴覚士が嚥下状態と食べる動作などを確認しました。
それぞれの専門的視点から環境設定をおこなったり、学校の先生や関係者に自助具の使用の提案をおこなったりしました。

成長例

学校の先生や関係者がUくんの状態を正確に把握することで適切にサポートができるようになりました。給食の食事量も増え、お母さんも安心しています。
これからもUくんの日々の成長に合わせて支援ができるよう、経過も含めてアドバイスと環境設定を引き続きおこなっていきます。

居宅訪問型児童発達支援

居宅訪問型児童発達支援とは、重度の障害状態などにある子どもで、児童発達支援や放課後等デイサービスなどの児童通所支援を受けるために外出することが難しい場合、訪問支援員がご自宅へ伺い、児童発達支援などと同じ療育を受けることができるサービスです。
居宅訪問型児童発達支援を利用するには、各自治体が発行している「受給者証」が必要です。

たとえば、こんなとき

    点滴をする子どもの画像
  • 退院直後ですぐには通いの場に行けないが、療育を受けたい
    鼻注する子どもの画像
  • 家族以外の人とのかかわりが少ないから、いろいろな人とかかわる経験をしてほしい
    子どもの発達が心配なお母さんの画像
  • 子どもの発達が心配
  • 子どもの介護でなかなか外出できない
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よくあるお悩みとサポート例

CASE STUDY

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退院直後で児童発達支援に通うことができなかったNちゃん

お悩み例

Nちゃんは生まれつき呼吸機能が弱く、児童発達支援に通いながら入退院を繰り返してきました。今回の入院は長くなり、退院後は体力が落ちて感染症の心配もあるため、しばらく児童発達支援をお休みすることになりました。 しかし、そのお休みがどのくらい続くのかはっきりせず、療育を受けられない期間があることで成長の機会を逃してしまうのではないかとご家族は不安を感じていました。

サポート例

Nちゃんの体調に気を配りながら、訪問支援員がご自宅で絵本の読み聞かせや遊びを交えた療育をおこないました。
最初は短い時間で疲れていたNちゃんも少しづつ絵本や歌に笑顔で反応するようになり、体力もついてきました。

サポート結果

半年後、Nちゃんは入院前と同じくらいに体力が回復しました。
児童発達支援にもふたたび通えるようになったので、neuk(ヌック)を卒業することになりました。
Nちゃんが児童発達に通えていなかった間も療育を受けることができてご家族はとても安心したそうです。

ケース2の画像
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きょうだい児の学校行事になかなか参加できなかったお母さん

お悩み例

重症心身障害児のSくんのお母さんはSくんを日々見守りながら、きょうだい児のKちゃんの学校行事になかなか参加できないことをもどかしく思っていました。 二人の成長を温かく見守り、少しづつでも家族みんなで楽しめる時間を大切にしていきたいと希望していましたが、Sくんのお世話で家を空けることが難しい状況でした。

サポート例

訪問支援員がSくんのお世話や介護をおこなうことで、お母さんがKちゃんとの時間も確保できるようサポートしました。 学校行事への参加や振り返りをいっしょにすることで、お母さんとKちゃんが安心して楽しめる時間を作りました。さらに、家族みんなが穏やかに過ごせるよう、日常の工夫や遊びのアドバイスもおこないました。

サポート結果

手を伸ばしたり笑顔を見せたりするSくんの小さな成長や変化をお母さんといっしょに喜びながら、お母さんがKちゃんとも向き合える時間を確保できています。 これからもSくんの体調に合わせながら、家族みんなが安心して楽しく過ごせる時間をいっしょに作っていきます。

園・学校・施設の先生へ

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保育所や幼稚園、学校、施設などでは、可能な限り障害ある子どもたちの受け入れをおこなっていると思います。
しかし、障害児に対する支援には小児分野の医療・介護・福祉の知識や経験などが必要なため、先生たちだけでは対応が難しかったり、大変だったりするケースもあると思います。

neuk(ヌック)では、障害への知見と経験を持つ専門員が保育所等訪問支援として介入することで、子ども本人だけでなく、先生たちにも障害への対応方法などを知ってもらい、 保育や教育の効果を最大限に引き出すことを目的としています。
また、neuk(ヌック)では先生たちのお悩みや不安なことも共有し、いっしょに解消していきたいと考えています。困った時の相談先としてもneuk(ヌック)をご活用いただけると幸いです。

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